三涼ホーム

売り物件求む!

*

ひっつき虫

   

ひっつき虫の「オナモミ」実は絶滅危機 毛の少ない外来種が大暴れ

ひっつき虫の「オナモミ」実は絶滅危機 毛の少ない外来種が大暴れ

小さいころ、草むらで遊ぶと必ず服についてきたひっつき虫こと「オナモミ」。いっぱい集めて友達の服めがけて投げつけた人もいたはず・・・。実は、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されていました。

■絶滅の危険が増大している種
環境省は「絶滅の危機に瀕している種」(絶滅危惧I類)と「絶滅の危険が増大している種」(絶滅危惧II類)をあわせて絶滅危惧種と呼んでいます。
オナモミがII類として掲載されたのは、2007年の第3次レッドリスト。ほぼ5年おきに見直されますが、2012年の第4次にも掲載されています。その背景にあるとみられるのが、外来種「オオオナモミ」の存在です。
環境省のホームページに「要注意外来生物リスト」が掲載されています。オオオナモミに関しては、
・河川敷や牧草地等へ侵入するため、河原に固有な在来種や牧草への競合・駆逐のおそれがある。
・牧草地に侵入すると家畜に有毒であり、総苞の付着による羊毛の品質低下も問題になっている。
・侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。
と記載されています。日本生態学会によって、日本の侵略的外来種ワースト100にも選定されているようです。

■オオオナモミとの見分け方
静岡県富士市が作成した自然環境マップには、「オオオナモミの実にはオナモミよりもずっと多くの棘が出ていて、毛が少ない」と書かれています。富士市では、オオオナモミが増えた一方、オナモミはめったに見られなくなったそうです。

■地区によってはすでに絶滅
レッドリストの資料によると、オナモミは北海道から沖縄にかけて分布していたものの、地区によっては絶滅したところもあるようです。やはりオオオナモミの影響なのでしょうか?
環境省野生生物課に聞いてみたところ「はっきりと断定できません」と前置きしたうえで「ただ、北米原産のオオオナモミが日本に入ってきたのは1929年とされています。もしかしたらオナモミだと思っていたものも、オオオナモミだった可能性があります」とのことでした。

 - ブログ